池袋の主要スポットをつなぐまちなか交流バス「IKEBUS」の運行を2019年11月より開始しています。
街全体が「国際アート・カルチャー都市」として大きく変わりつつある池袋エリアで、街に点在する魅力あるスポットをシームレスに繋ぐ移動装置としての機能を担い、行動範囲の拡張と回遊を促す事で人々の移動をサポートし文化をつなぎ、街にさらなる賑わいを生みだします。
1台ずつ手作りの車両は、ベースとなるカラーに「IKEBUKURO RED」という、オリジナルの赤色を使用しており、遠くからでもパッと目を引く、シンボリックな存在となっています。また、電気バスのため排ガスゼロであるとともに、車いすの方にもご利用いただきやすい電動式リフトを装備するなど、人にも地球にも優しい車両となっています。
赤くて目立つスタイリッシュなボディは、乗車への期待感を創出しています。
車両の屋根の前後ではマスコットである冠を被った梟の「イケちゃん」が見守っています。夜になると目が光る仕様で街を照らします。
1・7・8号車の車内天井にはデジタルサイネージを搭載。季節に合わせたイベント情報等を発信します。
定員22人のバス車内は、向かい合って座れる座席が14席あり、車両ごとに異なるシートデザインと大きな窓が開放的です。
運賃は乗降口の運賃箱で前払い。千円札、500・100・50・10円硬貨が使用可能で今後はQR決済対応も予定しています。
車いすの方もご利用頂きやすいように全ての車両の後部に電動式リフトを装備しています。(3、5、10号車のみの搭載)
10輪駆動車。動力源となるのは車輪内に備え付けられた電気モーターです。排ガスを出さない、環境に優しい乗り物です。
皆様に少々の驚きと大きな幸運を届けたいという思いから、全10台のうちの1台だけは黄色のバスとしています。
車内に設置されている降車用押しボタン。
時間に応じて、貸し切り運行も実施しています。
ご希望のメニューで街のスポットを案内しながら豊島区内を走行したり、外国人向けガイドツアーや、宴会、結婚式、区内の園児を乗せて近くの公園まで安全に移動するなど、多種多様な用途でIKEBUSを活用していただけます。
万全の体制で運行をサポートし、乗車いただく皆様のことを第一に考え、安全運行に努めます。
車両やバス停と同じく、運転手が着る制服(男女別で4種)など、IKEBUSに関わるもののベースカラーは全て「IKEBUKURO RED」を基調にコーディネイトしています。